独立性の検定(カイ二乗検定)について。例題から分かる期待度数との食い違いの測り方
いま、「成功確率60%のプランX」と「成功確率55%のプランY」があったとします。 ※成功確率は母比率の意。他の条件はすべて同じと仮定 プランXを20回行って成功回数が10回以下になる確率を計…
当たり前だけどアタリマエじゃない事を、アタリマエにする
いま、「成功確率60%のプランX」と「成功確率55%のプランY」があったとします。 ※成功確率は母比率の意。他の条件はすべて同じと仮定 プランXを20回行って成功回数が10回以下になる確率を計…
偏りのないサイコロを120回投げても、すべての目がちょうど20回ずつ出ることは珍しいように、確率というのは全くの偶然でも多少は偏るものです。 「A,B,C,Dについて100人にアンケートをした…
統計学の役割の1つに、「それって、たまたまじゃないの?」という疑問に対して「その現象がどれだけ偶然とは考えにくい現象なのか」を論理的に説明する、というものがあります。 (詳しくは「確率変数・確率分布とは何な…
「データのばらつきの大きさ」を調べたいときは、標準偏差を利用するのが一般的です。 しかし、「X社の月間売上高の標準偏差は500万円。Y社の月間売上高の標準偏差は200万円。よって、X社の売上の…
回帰分析とは、説明変数 \(x\) によって目的変数 \(y\) の変動を \(y=f(x)\) の形でどの程度説明できるのかを分析する手法です。 回帰分析の中で最もシンプルなのが \(y=a…
「回帰分析・最小二乗法の公式の使い方を分かりやすく解説」の記事では、最小二乗法の公式の使い方を見ていきました。 ただ、この公式。その見た目からは「なぜこの公式で回帰直線が求められ…
回帰分析とは、説明変数 \(x\) によって目的変数 \(y\) の変動を \(y=f(x)\) の形でどの程度説明できるのかを分析する手法です。 例えば賃貸マンションでは、部屋が広ければ広い…
統計学の中でも特に頭を悩ませることの多い「p値(有意確率)」と「有意水準」。 有意水準は「ある仮説を否定した判断が誤りである確率 \(P(H_0|reject)\) 」と誤解されがちですが、実…
今回は、連続型の確率変数について書いていきます。 離散型の確率変数:「サイコロの目」のように 1,2,3…ととびとびの値をとる 連続型の確率変数:「ある人の身長」のように小数点以下の値をどこまでも細かくでき…
確率に従って様々な値をとる変数である確率変数は、離散型の確率変数と連続型の確率変数の2種類に分類することができます。 「サイコロの目」のように 1,2,3…ととびとびの値をとるの…
「正直者は救われるのか、正直者はバカを見るのか」 世の中には、こういった2択の質問が数多く存在します。 しかし、こういった話の答えは「 0 か 100 か」ではありません。 実際…
今回は、モーメント母関数について書いていきます。 モーメント母関数は、「積率母関数」とも言います。 ただ、「積率母関数」というと確率母関数と文字面が似ているのが難点。 微分・積分のテクニックを…
コインを投げると、試行結果は基本的に「表」か「裏」かの2通りだけですよね。 ※試行:コイン投げのように同じ条件で何度も繰り返す事ができ、その結果が偶然により決まる実験・観測のこと このように、…
この記事では、パッと見では勘違いしやすい「統計用語の違い」を見ていきます。 photo credit:sarah cordingley スポンサーリンク