アタリマエ

失敗が怖いなら、財産に変えればいいじゃない。ガンガン失敗したくなる偉人の名言集

「失敗が怖い」と感じるのは、人として自然なことです。

しかし、失敗を恐れることなく挑戦しない限り、絶対に成功することもありません。

 

では、どうすれば「失敗が怖い」を克服できるようになるのか?

そのコツは、失敗を財産だと思うことにあると、ぼくは考えています。

 

「どうすれば失敗を財産と思えるようになるか」は、人によって違うでしょう。

でも、大丈夫。偉大な先人の方々が、失敗を財産に変えるヒントを沢山残してくれています。

 

自分にあった考え方はどれだろう?と考えながら、読んでみてください。

photo credit: Chris Potter


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わたしは、今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ

電球を始め生涯におよそ1300もの発明を行った偉大な発明家、トーマス・エジソンの名言

 

勉強したけど成果が出なかった・告白したけど振られた・面接に挑んだけれども落ちた

 

こういった結果を、人は「失敗した」ととらえ、落ち込みます。

 

しかし、エジソンは違いました。

上手くいかなかった結果を「失敗」ではなく「これだけでは上手くいかないという発見」ととらえ、その結果を分析し、さらに研究に精を出したのです。

 

これだけでは上手く行かないという発見は、挑戦しなければ絶対に手に入りません。

「失敗を恐れることなく挑戦する勇気をもった者にだけ与えられる財産」なんです。

 

失敗しらずに見えるあの人も、実は「これでは上手く行かない」という発見を何十回・何百回もして、そこから成功への道を分析してきたからこそ、いま成功している。

 

そう考えると、失敗が怖くなくなります。

 

高校時代は代表チームの選考から漏れた。9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ、決勝シュートは26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから、私は成功した

バスケットボールの神と言われた男、マイケルジョーダンの名言。

 

神とまで言われるほどの才能をもった男ですら、人生で何度も何度も何度も失敗をしてきた。

そして、「だからこそ」成功した。

 

神の才能をもつ男でも失敗したのに、ぼくたちが失敗しないことなんてあり得るでしょうか?

「成功に失敗はつきもの」というより、「成功に失敗は欠かせない」と考えるべきでしょう。

 

彼のプレイを1度でもみたことがある方なら、その華麗なプレイが多くの失敗という財産から生まれたのだと知ったら、失敗する勇気が湧いてくるはずです。

 

失敗というのは……いいかよく聞けッ! 真の失敗とはッ! 開拓の心を忘れ! 困難に挑戦する事に、 無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!

「ジョジョの奇妙な冒険」第七部、スティール・ボール・ランの第一巻において、スティーブンスティールが言った名言。

大陸横断レースという過酷極まる競争に参加した選手は、それだけでもう既に失敗者ではない。偉大な冒険者であるという哲学です。

 

競争に参加すれば、かならず勝者と敗者が生まれます。それを見て、安全なところにいる聴衆は敗者のことを「失敗者だ」と笑います。

しかし、敗者は失敗者ではない。安全なところからただ笑っているだけの聴衆こそが、真の失敗者だという考えです。

 

「安全なところにいるから失敗者ではない」と油断していた自分を名指しされているようで、胸が苦しくなると同時に、失敗しても良いから挑戦することで「冒険者という財産」を手に入れたいと思わせる一言。

 

冒険には、失敗がつきものである。しかし、失敗を恐れるあまり、冒険できないとすれば、その組織は衰退の一途をたどることになろう

ブラジル出身の元サッカー選手・日本代表元監督ジーコの名言。

誰もが失敗することなく冒険したいと感じますが、そんなことは不可能であり、冒険をする=失敗すると考えなければならないとする哲学。

 

何回失敗したとしても、死ぬわけではありません。

しかし、失敗を恐れ挑戦しなければ、その組織は緩やかな死を迎えているのと同じ。

 

一時的な痛みを恐れるがあまり立ち止まり、緩やかに死を迎えるのはあまりにもむなしいものです。

 

これは所属する企業でも同じこと。勤めている企業に冒険する勇気が欠けていると感じたら、その企業も緩やかな死を迎えるに違いありません。速やかに転職を考えるべきでしょう。

 

失敗とは単に、もう1度始められるチャンスのことだ。今度はもっと賢く行うことができる。ただ1つ、本当の失敗とは、そこから何も学ばないことだ

自動車で巨万の富を築き自動車王と呼ばれた「フォード・モーター」創業者、ヘンリー・フォードの名言。

 

「失敗した…」と思った時点では、まだあなたは本当の意味では失敗していない。

それは、もっと賢く挑戦できるチャンスである。

失敗が財産であることに気付かず、失敗を失敗と思い続け、忘れよう忘れようとするから、本当の失敗になってしまう。

 

失敗をしたときは、常に「そこから何かを学び取ってやろう!」というハングリー精神が重要ということですね。

 

成功とは、情熱を失わずに失敗を重ね続けることである

第16代アメリカ合衆国大統領を務めた政治家、エイブラハム・リンカーンの名言。

 

成功と失敗は、反対の言葉のように受け取ってしまいがちですが、実際には同一線上の概念である。

失敗すると「もういいや…」と情熱を失いそうになりますが、その先に成功があると信じることができれば、再び心に情熱が湧いてきます。

 

この言葉は裏を返すと、「成功したいのなら情熱を失わない領域で頑張り続けることだ」とも受け取ることができます。

 

最近よく耳にする「好きなことで生きていく」という言葉の裏には、
「絶対に情熱を失わない仕事で生きていく」という意味が隠されているのかもしれません。

 

偉大な先人の方々の言葉を胸に、積極的に挑戦し、失敗という財産を築いていきたいですね。