本を読まない・読む時間がないというあなたにおすすめのログインボーナス読書法 【1日5分のゲーミフィケーションで教養を高める】

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「たまに本を読もうと思っても、すぐ面倒になって読まなくなる」「仕事が忙しくて読む時間がない」という方は多いと思います。

しかし、読書には「偉大な先人が何百時間とかけて生み出した知恵を数時間で吸収することにより、時間を節約できるようになる」という効果があります。

「巨人の肩の上に立つ」「本を読む時間がないのではない。本を読まないから時間がないのだ」という言葉もあるように。

読書習慣に大事なのは、昨日より1ページだけでも良いから多く読むことです。

1日たった1ページ”多く”読書する習慣を続けるだけで、本をまったく読まなかった人ですら1年後には1日1冊・10年後には1日10冊の本を読めるようになります。

本は、読めば読むほど読む速度もあがっていきます。そうなれば、読書の時間節約効果と相まって、1日に使える時間が今の何倍にも感じられるようになるでしょう。

今回は、そんな読書習慣の第一歩に便利なログインボーナス読書法を紹介します。

photo credit:DncnH

ログインボーナスを読書に取り入れる

最近のゲームやアプリには「ログインボーナス」という機能がついているものが多いです。

ログインボーナスとは「1日1回ログインすれば、そのゲームをより楽しく遊べるアイテムや、そのアプリをより便利に活用できる機能が1回分だけ手に入る」システムのこと。

毎日ログインするだけで「その人にとって魅力的なアイテム・機能」が手に入るおかげで、多少忙しくても時間の合間をみてログインする習慣がつくため、運営側からしても「そのゲーム・アプリをユーザーに長く利用し続けてもらいやすくなる」という利点があります。

「より長く利用し続けてもらう」という課題解決のために「魅力的なアイテム」というゲームメカニズムを利用する、ゲーミフィケーション活用例の1つと言えるでしょう。

このログインボーナスシステムを利用して「より長くコツコツと読書し続けたい」という課題を楽しく解決してみようというのが、今回紹介するログインボーナス読書法です。

step①本にスマホを挟むだけ!

やり方はとにかくシンプル。

「スマホを使わない時は、しおりと一緒に読みたい本に挟む」。これだけです。

家に帰って来てからすぐ・ご飯の前・お風呂の前・寝る前。

スマホを机に置こうとするとき、必ず本に挟むようにしてみてください。

たったこれだけで、少なくとも「1日に本を開く回数」は間違いなく増えますよね。

「それに何の意味が?」と思うかもしれませんが、意外とこの一手間がジワジワと効いてくるんです。

step②スマホを起動する前に見開き1ページだけ読む

本にスマホを挟んだ後、すこし時間が経てば「スマホを触りたい」という欲求が湧いてくるはずです。

そこでスマホを使うために本を開いたら、スマホを起動する前に頭の中でこの言葉を唱えてみてください。

「わざわざ本を開いたんだから、見開き1ページくらい読んでみよう」

本を読むという行為において、もっともハードルが高いのは「本を手に取って、1ページ目を開くこと」です。

それに比べたら、「ページを開いた状態から、見開き1ページだけ読む」なんて何十倍も簡単なこと。せっかく本を開いたんですから、見開き1ページだけでも読んでみましょう。

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見開き1ページ(つまり左右合計2ページ)を読んだあと、「面白いな」と思えたらそのまま読み続ければ良いですし、「やっぱりスマホを触りたいな」と思ったら次のページにしおりを挟んで読み終えてOK。

スマホという魅力を、「本を読む」というログインのボーナスにしてしまうんです。

これだけでも1日最低見開き1ページ。上手く行けば20ページくらい読めるかもしれません。

仮に1日見開き1ページ読めれば、それだけで1年に2冊の本が読めます。

一方、1日に1ページも読まなければ、何年経っても1冊の本すら読み終えることは出来ません。

これから50年生きるとすると、読書量になんと100冊もの差がついてしまうんです。

これ、けっこう大きいですよね。

この読み方は「チャンクダウン」「ベビーステップ」といって、心理学でもその効果が実証されている科学的な手法を組み合わせたものです。

たったこれだけのことで「1円もかけることなく本を読めるようになる」と考えたら、
とりあえず試してみて損はないと思いませんか?

step③半年続いたらページ数のノルマを増やしてみる

以上2つのステップを繰り返して、毎日見開き数ページ読めるようになっても、しばらくはそのままの習慣を続け、読む量のノルマはあまり増やさない方がいいです。

感覚としては、この習慣が半年続くたびに1回あたりのページ数を見開き1ページ分増やすくらいで良いでしょう。

そんなゆっくりで良いの?と思うかもしれませんが、初めはこのくらいゆっくりな方が続きやすいです。

読書習慣を身に付けるときのコツは、とにかく焦らないこと。

焦っていきなり「今日は100ページ読むのをノルマにするぞ!」なんてやっていると、翌日その反動で面倒になってきて、せっかく身に付きかけていた読書習慣がなくなってしまいます。

そうなるくらいなら、1日見開き数ページだけ読む習慣をじっくりと続けていた方が長期的に見れば圧倒的に多くの量の本を読めるようになる、というわけ。

本を読む時間が増えて、スマホをいじる回数が減る

ログインボーナス読書法のメリットは「本を読む時間が増える」ことだけではありません。

「目的も無くダラダラとスマホをいじっていた時間」が減るという効果もあるんです。

ハーバート大学の心理学者ショーン・エイカーの研究によると、「遠ざけたい習慣」は「それを行うのに20秒以上手間がかかる」ようにするだけで、一気に辞めやすくなることが分かっています。

実際、「アイスクリームに蓋をするだけで、消費量が半分に減った」「同じフロアから喫煙所がなくなり、喫煙するために別のフロアに移動しなければならなくなった途端、1日の喫煙本数が半分以下に減った」という統計結果が報告されています。

つまり、スマホを起動するのに「本を見開き1ページ読む」という手間が加わることで、本を読んでいる内に「そういや別にスマホを使う必要もなかったな」といったように、自然とスマホを起動する回数が減るんです。

これは、もし仮にあなたが家の中で1日に30回スマホに触れていたなら、本を見開き15ページ読めるうえにスマホに触る回数を15回に減らせるということ。

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ダラダラとスマホを触り続けて夜になってから「今日も本が読めなかった…」と自己嫌悪に陥る習慣が、スマホに触る回数を減らしたうえで「今日は15ページも読めた!本って意外と面白いなぁ」と自己肯定感を高める習慣に変わるんです。

現実的な読書習慣を

ログインボーナスに限らず、「本を開いて見開き1ページだけ読むことに明確なメリットを用意する」のは現実的に読書習慣をつける上で重要な考え方です。

すでに読書習慣がついていて、読書のありがたみを痛感している方からすると「そんな方法で本を読むなんて!」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、読書の仕方とキチンと向き合うのは、ログインボーナス読書法でも何でも試したうえで読解力がしっかりと身に着いてからでも遅くはないでしょう。

ぼく自身「難しい本だから読む気がしないな…」と思ったら、「えいやっ!」とスマホを本に挟み込んで、読書の第一歩を踏み出しています。

そうすると不思議なもので、「意外と面白いな」と読み続けられるんですよね。

「本を読みたいのに、なかなか続かない」という方は、ぜひ一度試してみてください。